「シルバーウイーク」始まる、観光地にぎわう

update 2015/9/20 10:17


 秋の大型連休「シルバーウイーク」初日の19日、函館市内では時折雨が降るあいにくの天気となったものの、ベイエリアなど人気のスポットは、大勢の観光客でにぎわった。市内のホテルや旅館では予約が順調な一方、同日の観光施設の来場者数は伸び悩み、関係者は20日以降の入り込みに期待を寄せている。

 金森赤レンガ倉庫群の周辺では、家族連れらが記念写真を撮る光景が多く見られた。妻、子供と仙台から訪れた島田孝さん(31)は、「少し肌寒いけど、10年ぶりの函館を満喫したい」と笑顔で話していた。

 函館朝市も新鮮な海産物やグルメを求める観光客で盛況。函館朝市協同組合連合会の井上敏廣理事長は「普段の土曜と比べると、お客さんはずっと多い。明日以降はもっと増えるのでは」と期待する。

 旧ホテルシエナ元町を改装し、7月にオープンした「ラ・ジョリー元町」(末広町)は、23日まで満室が続く。担当者は「ファミリーや年配の夫婦の予約が多い」とする。湯の川プリンスホテル渚亭(湯川町)も期間中はほぼ満室。担当者によると、予約は半年前から入り、6月から急増したという。

 五稜郭タワーの19日の搭乗者は4097人。1日平均約6000人が訪れた6年前の大型連休に比べると低調な出足となった。大場泰郎営業部長は「関東からの観光客の落ち込みが激しい。新幹線が開業した北陸方面にかなり流れている」とみている。

 18〜19日で集計した旧函館区公会堂(元町)の来館者数は、昨年同時期と比べて100人ほど少ない569人。担当者は「6月から国内個人客の減少が続いている。明日以降は上向いてほしい」と期待を込める。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです