バスケ附属特別支援学校同窓会20周年

update 2015/8/30 10:26


 道教育大附属特別支援学校の卒業生でつくるバスケットボールチーム「附属特別支援学校同窓会」が今年発足20周年を迎えた。毎月1回、函館市総合福祉センターに集まり練習している。8月30日に後志管内岩内町で開かれる北海道障害者スポーツ大会の男子バスケットボール競技に出場予定で、選手たちは節目を飾る成果を挙げようと燃えている。

 同チームは卒業生の余暇活動の受け皿にと、コーチの川上孝三さん(77)とアシスタントコーチの菅原美代子さん(67)、世話役の高坂りゅう子さん(80)の3人が中心となり、1995年秋に立ち上げた。当初15人でスタートし、現在は20〜40代の男女25人で活動している。

 練習日は毎月第4金曜。ほとんどの選手が仕事と掛け持ちしながらの活動で、全員そろっての練習はなかなかできないが、発足以来途切れることなく練習を続けている。

 川上さんは「よく20年続いたと感慨深い」と話し、大会に向けて「1回戦で負けてばかり。ぜひ初戦を突破してほしい」と期待を込める。

 同大会には2002年、03年、昨年とこれまで3回出場。今回は6チームによるトーナメント戦で争われる。主将の伊藤省一さん(37)は「優勝を目指し、全力で頑張ります」と意気込みを見せている。

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 同大会の男子バスケットボールには同チーム以外に道南からToMoハウス(七飯町)と道立函館高等技術専門学院(函館市)が出場。2チームで争う女子はToMoハウス(同)が小樽のOKSフェニックスと争う。

提供 - 函館新聞社

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