北斗市、新幹線開業時に臨時駐車場整備

update 2015/8/26 10:24


 【北斗】北斗市の高谷寿峰市長は25日、市役所で開いた定例記者会見で、来年3月の北海道新幹線新函館北斗駅(市渡)開業日と、その後に駅利用者や見学者が多くなると見込み、駅前の無料立体駐車場(586台)に加え、市の土地区画整理区域内と近隣の市有地に約1000台の臨時駐車場を追加提供すると発表した。これらを含めた関連経費8619万円分を追加計上した本年度一般会計補正予算案を9月開会の市議会定例会に提案する。

 臨時駐車場は現在、道が調整役として沿線市町や交通事業者などと交通アクセスチームを作り具体策を検討中で、市としても臨時的な駐車場が必要と考えた。開業日までに整備する方針で、工事費2588万円を追加。民有地の一部を借りる予定もある。

 新函館北斗駅前の駐車場台数は約1600台を確保することになるが、高谷市長は「道などがアクセス列車や路線バスなどの公共交通機関利用をPRすることが第一。市の予算執行は最小限に収めたい」と話している。

 このほか、道南いさりび鉄道に関しては、市内沿線の久根別駅と清川口駅に自動券売機を新たに設置し、全額、市が負担するとして、同社に対する乗車券販売機設置事業負担金として928万円を追加する。改行 清川口駅はこれまで、簡易委託として乗車券販売者が対面販売しており、JR北海道は同社に経営分離後も同形式の後継者を探したが見つかっていなかった。久根別駅は無人駅で券売機は設置されていない。同様に市内の無人駅、茂辺地駅、渡島当別駅の2駅と比較すると、清川口駅と久根別駅は一日あたりの切符購入者が比較的多いことや、市議会の意見を踏まえ、両駅に市の全額負担で切符券売機を新設する。

提供 - 函館新聞社


その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです