市電に揺られ映画堪能

update 2015/8/21 10:08


 「第10回北海道ユニバーサル上映映画祭」(9月26、27日、北斗)の関連企画「市電シネマ」が20日、函館市内で行われ、市民ら17人が市電に揺られながら映画の世界を満喫した。

 「市電シネマ」は2007年、ユニバーサルデザインを採用した「らっくる号」導入を機に同映画祭実行委員会が企画、毎年この時期に開催している。

 参加者は午後7時に貸し切りの超低床車「らっくる号」に乗車し、駒場車庫を出発。音声ガイドとともに、動く映画館で同映画祭実行委と親交のある佐々部清監督の映画「チルソクの夏」を楽しんだ。

 「チルソク」は韓国語で「七夕」の意味。実行委では、旧暦7月7日にあたるこの日に合わせて上映した。9月27日の映画祭2日目にも上映し、佐々部清監督の舞台あいさつも予定している。

 昨年に続いて参加した函館市人見町の大学教授清野きみさん(87)は「市電の窓からのぞく夕暮れを眺めながら楽しむ映画は、劇場と違う面白さがある」と話し、笑顔を見せた。

提供 - 函館新聞社

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