露地長ネギ 青々…七飯と北斗出荷始まる

update 2015/8/12 10:23


 【七飯、北斗】七飯町と北斗市の特産品、露地長ネギの出荷が始まった。農家は連日の暑さに負けず、柔らかいネギの出荷作業に励んでいる。

 1・3fで栽培する七飯町大川3の輪島正一さん(57)は、今月6日に収穫と出荷を始めた。機械で掘り取り、畑で根を切った後、自宅近くの倉庫へ。パート従業員も含め6人で余分な葉を手で落とし、機械で圧縮空気を吹き付けて皮をむき、太さを分けて結束し箱詰め。Lサイズが中心で、現在は日量120〜130ケース(1ケース15束入り)をJAに出荷している。

 輪島さんは「今年は好天に恵まれて生育は良好。七飯産の長ネギは柔らかく火の通りが早いので、いろんな料理に使える。どんどん食べてほしい」と話す。作業は11月中旬まで続く。

 七飯や北斗では、盆明けから出荷が本格化する見込み。長ネギは道南の主力野菜品目の一つで、道内有数の産地となっている。

提供 - 函館新聞社

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