道新幹線、2新駅に「開業準備駅」

update 2015/8/2 10:19


 【北斗】来年3月の北海道新幹線に向けて、JR北海道は7月31日付で新函館北斗駅と木古内駅にそれぞれ「開業準備駅」を設置、1日に両駅で開駅式を行った。両駅では今後、訓練運転や設備の設置・点検などの準備に当たる。

 新函館北斗駅では午前11時20分から、関係者20人が参加して開駅式を実施。安全祈願祭に続き、JR北海道新幹線推進本部長の小山俊幸常務は「北海道の新しい玄関口として安全で確実な開業準備を進め、地元民に愛されるような駅を目指す」とあいさつ。開業準備駅の鳴海正駅長は「スタッフ一丸となって開業準備に取り組み、北海道らしい駅にしたい」と決意を表明した。

 続いて除幕式が行われ、「新函館北斗開業準備駅」と表記されたアルミ製のプレート(縦30a、横50a)がお披露目された。同駅には7人が配置された。

 一方、同日午後2時20分からは、木古内駅でも開業準備駅で式典を実施。2日には青森県の「奥津軽いまべつ駅」でも開かれる。木古内には5人、奥津軽いまべつには4人が配置される。

 また、JR北海道は7月31日付で、運輸部の付属機関として「新幹線運行管理センター」を設置。運転や車両点検を行う「新幹線準備運輸車両所」を「函館新幹線総合車両所」に名称変更した。新幹線関連の主な地上設備の管理は1日に独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から引き継いだ。

提供 - 函館新聞社


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