新駅前では初の事業拠点着工

update 2015/7/22 10:21


 【北斗】来年3月に開業する北海道新幹線新函館北斗駅前(市渡)の商業地に新設するレンタカーステーションの地鎮祭が21日、駅南側に造成した建設予定地の第5街区で開かれた。今年11月末に竣工(しゅんこう)、新幹線開業日のオープンを目指しており、新駅前で初めて事業拠点の建設がスタートした。

 約5200平方bの敷地内に3社共同の事務所を構える。開業当初は車両数150台程度でレンタカーを貸し出す予定で、洗車スペースや給油所も建設する。

 地鎮祭には、ニッポンレンタカー北海道の佐藤譲社長、タイムズモビリティネットワークス北海道支店の江幡聡副支店長、オリックス自動車レンタカー本部の田中和稔営業第二部長のほか、高谷寿峰市長ら約30人が出席し、厳かに神事を行った。くわ入れの後、出席者が玉串奉てんを行い、工事の安全と商売の繁栄を祈った。

 高谷市長は「新幹線効果をいかにして継続していくかが課題。これを機に駅前のにぎわいをさらに演出したい」と喜びを語り、佐藤社長は「近年は訪日外国人のレンタカー利用が増加している。道内外から訪れた駅利用客にサービスを提供していきたい」と話した。

 新駅前では、レンタカーのほか、バスやタクシー事業者も二次交通の充実に向けて体制構築を進めている。

提供 - 函館新聞社



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