JR北 青函観光PR本格化 「プレDC」スタート

update 2015/7/2 10:19


 2016年夏に展開する大型観光企画「青森県・函館デスティネーションキャンペーン(DC)」の1年前プレイベント「青森県・函館観光キャンペーン」が1日、始まった。JR函館駅では、幕開けを知らせる大型看板などがお目見えしたほか、JR北海道は青函圏を周遊する旅行商品の販売を加速させる方針で、新幹線開業を見据えた青函広域観光のPR活動が本格化する。

 JR北海道が主催。JR東日本と連携し、青森県全市町村と道南11市町で、9月末まで開催する。

 JR北海道函館支社はこの日、JR函館駅構内にキャンペーンの名称と「ようこそ函館へ」と記した看板を3カ所に設置。コンコース内には、観光客をもてなそうと、色とりどりの花を植えたプランターを14個並べた。2日には、高さ約2b、幅約1・5bの「弘前ミニねぷた」などを同駅の多目的ホールに並べ、青森をPRする。

 同社は企画に合わせ、鉄道やフェリー、バスで道南と青森県をめぐるツアーを次々と販売。4日には、青函トンネル開業時に函館—青森間を結んだ快速「海峡号」が1日限定で復活、同列車を利用した旅行商品は、販売開始の6月9日に即日完売するなど人気の高さをうかがわせた。

 15日には、国内外の旅行会社などを招き、青森市で「全国宣伝販売促進会議」を開催。青函圏の広域観光ツアーを売り込む重要な会議に向け、同社やDCの推進事務局の青森県観光連盟が準備を進めている。同連盟の石川隆洋理事は「全国の旅行代理店から多数問い合わせがある。期待が多い分、それに応えられるよう地域一丸となって取り組みたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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