催し多彩機運盛り上げ 花フェスと道新幹線開業300日前イベント同時開催

update 2015/6/22 10:14


 「はこだて花と緑のフェスティバル2015」(実行委主催)が27、28の両日、松風町のはこだてグリーンプラザで開かれる。今年は来年3月の北海道新幹線開業予定に向け、「開業300日前カウントダウンイベント」(函館市新幹線開業記念イベント実行委主催)もプラザ会場内で同時開催。花と緑の魅力を広げるとともに、新幹線開業に向け市民の機運を盛り上げようと、さまざまなイベントが繰り広げられる。

 花フェスは1994年から実施。昨年は2日間で市内外から1万3900人が来場。花フェス実行委は「期間中の大門地区の飲食店などの売り上げは、昨年1年間で最も多かった」とし、大きな商業効果をもたらした。20年以上続く市民になじみの深いイベントと新幹線を組み合わせ、開業意識を高めようと同時開催が決まった。

 会場内は新幹線車両「H5系」をイメージさせる色合いの花を飾り付けるほか、花株を積み重ね、H5系をモザイクアート状に表現する新幹線立体花壇(幅5・5b×高さ3・4b)を設置する。立体花壇は大門地区などのボランティアが8種類の花を約1850株使って作成。大迫力の花壇が会場を彩る。

 27日は午前10時のオープニングセレモニーの後、先着500人に植物栽培キットをプレゼント。ステージでは午後0時25分から、新幹線おもてなしクイズ、同2時から日本フラワーデザイナー協会道南支部の会員らがフラワーアレンジメントを披露し、終了後にオークションを行う。

 28日は午前11時45分から、新幹線の仕組みを教える科学実験ショー、有名アーティストの振り付け講師を務める伊藤昭憲さんによるダンスステージを開催。午後3時から恒例のエンディングオークションを行う。

 このほか、寄せ植え体験や湯の川温泉からお湯を直送した足湯体験コーナーなども両日実施。両実行委は「子どもからお年寄りまで、多くの市民に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。両日とも午前10時〜午後4時。

提供 - 函館新聞社


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