宇都宮市議会議長が来函、道新幹線停車へ連携強化

update 2015/6/17 12:36


 北海道新幹線のJR宇都宮駅の停車を求める活動を続ける栃木県宇都宮市議会の熊本和夫議長が16日、函館市を訪れ、佐古一夫議長、工藤寿樹市長と面会した。両市の行政、議会、経済界は昨年以来、関係機関への要望を続けており、新幹線のダイヤ発表に向けた活動も大詰めの段階。両市間で経済、観光面での連携を深めることを再確認した。

 熊本議長の来函は昨年10月以降、通算4回目。17日は函館商工会議所の松本栄一会頭との面会を予定している。

 宇都宮市では熊本議長や佐藤栄一市長らがJR東日本、JR北海道、国土交通省などへ宇都宮駅停車を働き掛け、今年5月には太田昭宏国土交通相にも面会した。函館側も現状では北海道までの交通アクセスが悪い北関東と新幹線で直結することで、観光客増加が望めるとして連携した取り組みを進めている。また、3月には函館の新幹線開業関連イベント、5月には宇都宮市内のイベントに相互参加するなど、要望活動以外でも両市間の交流が加速している。

 市企画部によると、工藤市長との面会ではJR北海道の島田修社長が宇都宮停車に難色を示したことが話題となったが、JR東日本の管轄となることから、当面、静観することを確認した。佐古議長は取材に対し、「宇都宮と函館は新幹線の停車で相互にメリットがあり、利害関係が一致している。今後も国会議員への働き掛けなど、連携していくことを再確認した」と話している。

提供 - 函館新聞社


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