大妻高 北斗で田んぼアートに挑戦
update 2015/6/10 10:29
【北斗】函館大妻高校(池田延己校長)食物健康科1年生37人が9日、色の違う観賞用稲で絵や文字を描く「田んぼアート」の田植えを北斗市市渡の水田で行った。来年3月の北海道新幹線開業を見据えた初の試み。雨の中、生徒たちはぬかるんだ田んぼにはだしで入り、「ふっくりんこ」などの文字が浮かび上がるよう苗を移植した。
JA新はこだてが協力し、総合学習の一環として2007年から行っており、昨年までは主食用米作りを体験してきた。今年は同JA大野基幹支店の田山光幸営農センター長所有の水田約558平方bを提供。ふっくりんこの公認キャラの部分は、既に今月6日に北斗市民らが農業体験の一環で移植を終えている。
生徒は植え方の説明を受けた後、田んぼに入り、歓声を上げながら田植えを開始。ふっくりんこのほか、「JA新はこだて」「北斗市」の文字を見本線に沿って1時間かけて植えた。余白スペースにはふっくりんこを植え、12月の創作料理発表会に使う。
田山センター長によると、青森県田舎館村などから葉色が白い「ゆきあそび」、紅紫系の「紅あそび」など観賞用稲7品種を取り寄せた。最初は緑色の稲が、育つにつれて7月末ごろから白や赤、紫などに変化するという。田山センター長は「来年は新幹線で来るお客に見てもらう仕掛けにしたい」とし、観光振興に結び付ける考え。9月末から収穫が始まる。
竹田有沙さん(15)は「最初は嫌だと思ったけれど、途中から足も手も泥まみれになって楽しかった」と笑顔を見せた。
その他の新着ニュース
- Xマスイブに幼児保護した大木さん 家族の安心と幸せもお届け...2015/12/31
- そばやうどん、おせち フル回転で用意...2015/12/31
- ペットも年末慌ただしく...2015/12/31
- 函館の元日は曇り...2015/12/31
- 新幹線開業記念福袋、2016万円の住宅も...2015/12/30
- 年の瀬、市場活気...2015/12/30
- 千歳町電停付近で市電が脱線...2015/12/30
- 正月用餅作りがピーク...2015/12/30
- ラ・サール初戦敗退、全国高校ラグビー...2015/12/29
- 高校ラグビー ラ・サール善戦、OBら全国から500人...2015/12/29
- 年末年始 事故、犯罪に注意を...2015/12/29
- 道南の官公庁で仕事納め ...2015/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。