政務活動費の使用率減少 函館市議会

update 2015/6/2 10:22


 函館市議会事務局は1日、2014年度の政務活動費収支報告書を公表した。全5会派の交付総額は1584万円で、使用額は765万8955円、使用率は48・4%だった。前年度と比べ、使用額は約95万円減少した。使用区分別では全会派の合計で、事務費が278万円(構成比36・3%)と最も多く、広報広聴費160万円(同21%)、資料購入費136万円(同17・9%)となった。

 政務活動費は議員1人当たり月額4万5000円を支給。交付総額は昨年7月に議員1人が任期中に死去したため、7月分までは定数の30人分、8月分以降は29人分が支給された。使用した活動費は1円から領収書を添付して報告している。

 会派別に使用額をみると、市政クラブ(11人)は216万1716円(使用率36・4%)、民主・市民ネット(8人)は196万1038円(同45・4%)、公明党(4人)は115万3560円(同53・4%)、市民クラブ(7月まで4人、8月以降3人)は108万1884円(同60・1%)、共産党(3人)は130万757円(同80・3%)だった。

 支出別では、調査研究費は民主、公明、市民の3会派が計72万円を支出したが、現地調査の実施は少なく、大半がデータベース利用料だった。研修費は市民を除く4会派で116万円。活動報告の発行など広報広聴費は公明を除く4会派が支出した。資料購入費は新聞や書籍の購入に充てられ、事務費はコピー機、パソコンなどのリース費用に使用された。会議費の使用は各会派ともになかった。

 会派別に支出額が多い使用項目をみると、市政が広報広聴費、民主は資料購入費、公明、市民、共産は事務費だった。

 収支報告書は市議会のホームページ、市役所7階の議会事務局で閲覧可能。

提供 - 函館新聞社

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