青森の「丸大堀内」黒豆茶1日発売

update 2015/5/27 10:29


 青森市の食品、酒類などの卸売業「丸大堀内」が北海道新幹線の車両とキャラクターをデザインした新商品「黒豆茶」を開発し、6月1日から販売を始める。県内で北海道新幹線のデザインをあしらった商品はまだなく、注目を集めそうだ。ただ、同社は昨年5月に函館に支店を構えたばかりで、道南での販路を開拓中。1日の販売開始に合わせようと小売店に対して必死に売り込んでいる。

 来年3月の北海道新幹線開業を商機ととらえ、新幹線にちなんだ新商品の開発に取り組んだ。黒豆茶は北海道産の黒豆を使用。くせがなく、飲みやすい味に仕上げた。

 ラベルに新幹線車両H5系と道のPRキャラクターどこでもゆきちゃんのイラストをデザインしたことが特徴。金沢市にあるグループ会社が北陸新幹線開業に合わせて車両をデザインした加賀棒茶を販売したところ、大きな反響を呼んだことから、同社は「北海道新幹線でも」と期待を寄せる。

 同社が函館支店を開設したのはちょうど1年前。酒類の卸しを手掛けている。黒豆茶も取引先の酒販店数店が取り扱うことが決まっているが、もっと販路を増やそうと営業活動を展開している。小泉稔支店長(56)は「商品を置いてもらえる店をもっと増やさなければならない。売り込みに力を入れていく」と張り切っている。

 350_gペットボトル入り。130円。問い合わせは函館支店(TEL0138・44・3122)へ。

提供 - 函館新聞社

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