Wi−Fiガイドマップ作成

update 2015/5/5 10:13


 北海道新幹線新函館開業対策推進機構は、公衆無線LANサービス「Wi−Fi(ワイファイ)」を無料で利用できる函館市内の施設をまとめたガイドマップをこのほど作成し、配付を開始した。国内外の観光客のニーズに対応し、受け入れ態勢を強化するのが狙いだ。来年3月の北海道新幹線開業や、今後拡大が予想される海外各国との定期便就航を前に、ワイファイ環境の整備は待ったなしの状況となりつつある。

 同機構が情報共有などの目的で開く「シティセールスプロジェクトチーム」の会合で、参加する企業約70社に協力を呼び掛け、データを集めて完成した。マップの表記は英語と日本語の2言語で、市内52カ所の利用可能スポットを一覧と地図で紹介。ワイファイの接続方法も説明している。同機構は「旅行客がストレスなく観光してもらえるよう、今後も無料スポットの情報を集約していきたい」とする。

 スマートフォンやタブレットなどの普及で、宿泊業界ではワイファイへの対応は不可欠となりつつある。函館市内のホテル関係者は「ワイファイ環境が整っていないと、予約段階で選んでもらえない」と話す。別の宿泊施設の担当者は「利用者から、函館市はワイファイ環境が充実していないという声も寄せられている」とし、「観光客目線に立ち、ワイファイが使える箇所を増やしていくべきだ」と強調する。

 ただ、ワイファイ対応工事を行うには多額の費用が必要なことから、行政の支援を求める民間業者も少なくない。市国際観光課の担当者は民間への支援策は検討中とし、「公共性の高いエリアから順に、ワイファイが無料で使えるフリースポットを拡充していきたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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