「まちづくり」2期目意欲 工藤市長 一夜明け会見

update 2015/4/28 10:14


 函館市の工藤寿樹市長は大差の再選から一夜明けた27日、11日ぶりに市役所に登庁した。この日は、当選証書授与式に臨んだほか、市内でのあいさつ回りをこなし、午後の定例会見では2期目のまちづくりへの意欲を語った。

 工藤市長は普段より若干遅めの午前9時10分ごろに市役所に到着。市長室前では中林重雄、片岡格両副市長らが出迎え、秘書課職員から花束を受け取り、「また4年間よろしくお願いします」と笑顔をみせた。

 会見で、有効投票数の約8割を固めた得票について「9万票の大台に乗せることができ、大変ありがたく思っている。多くの市民の応援はこれからの励みになった」とし、特に大間原発問題への対応が評価されたと分析。「訴訟でも市民の総意と言ってきたが、偽りではなかった証。80%の支持率は自分としては十分だ」と述べた。

 一方、投票率の伸び悩みについては「残念だ」とし「原因はいろいろあるだろうが、日本の選挙制度が有権者にとって身近に感じられるものになっていないのではないか」とした。

 このほか、選挙で訴えた公約のうち、子育て支援策や情報系企業の誘致促進策を中心に制度設計が間に合う施策は、6月の定例市議会に提出する補正予算案に計上する方針を示した。

提供 - 函館新聞社

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