大沼交通が路線バス計画、新函館北斗駅−大沼
update 2015/4/26 10:09
【七飯】観光バス事業などを展開する大沼交通(七飯町大沼町780、小林克彦社長)は25日までに、来年3月の北海道新幹線開業による観光客の増加をにらみ、新函館北斗駅から大沼をつなぐ路線バスを運行することを決めた。同社は道新幹線の具体的なダイヤが正式発表され次第、道運輸局に路線の開設を申請、開業に合わせて運行を開始する意向だ。
同社が計画している路線は国道5号を利用し、町峠下地区にある「北海道昆布館」付近と、大沼公園駅の先にある同社運営の体験工房「ポロト館」に停車するルート。路線をループ化し、利用料金を500円で統一したいとしている。
国内でも指折りの景勝地・大沼は、車で約10`、所要時間15分ほどの距離。路線周辺には函館などでハンバーガーチェーンを展開する「ラッキーピエロ」の大型店や、七飯町が2017年度の完成に向けて計画を進めている「道の駅」が、利用者が途中下車する目的の一つとして期待できる。こうした観光資源を活用し、新幹線利用者を町内に引き込むことが狙いだ。
また、同社では新函館北斗駅から町市街地へ向かう路線バスルートも計画中。「2路線の具体的な中身については今後変更の余地がある」(小林社長)としながら、路線開設を道運輸局に申請する考え。
小林社長は「駅から約15分と最も近い観光地・大沼を強調し、生かすことで、大勢の人に利用してもらい、大沼に立ち寄ってもらうきっかけを提供したい」と話している。
新函館北斗駅からのバス会社による具体的な二次交通の計画が明らかになったのは初めて。
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