桧山3町長選告示 乙部・寺島氏 無投票9選

update 2015/4/22 10:11


 統一地方選後半の町村長選と町議選が21日告示され、道南の町長選では厚沢部と乙部で現職以外の届け出がなく、無投票当選が決まった。今金町長選は新人と現職の一騎打ちとなった。町議選は道南10町で告示。渡島では七飯、森、木古内、長万部の4町いずれも選挙戦に突入。桧山では厚沢部と乙部が定数と同じ立候補者数で無投票当選、上ノ国、奥尻、今金、せたなが選挙戦となった。投開票は函館市長選、函館・北斗市議選と同じ26日。

 乙部町長選は、現職の寺島光一郎氏(70)が道内現職の首長では最多となる9選を決めた。寺島氏が再選した1987年以降はいずれも無投票。町村長選挙で8回連続の無投票は全国最多となった。

 厚沢部町長選は、現職の渋田正己氏(71)が前回に続き無投票で3選を果たした。町長選が無投票となったのは9回目。改行 今金町長選は、新人で前町議の村本照光氏(65)と現職で4選を目指す外崎秀人氏(65)=届け出順=の2人が立候補し、26日の投開票に向けて5日間の舌戦に入った。

 新人の村本氏は住民と役場、議会と理事者の意思疎通を振興発展の原動力にするとし、町政刷新の必要性を訴える。現職の外崎氏は、3期の実績と人脈を生かした行政の継続による財政保持と住民サービス充実などを掲げる。

 町議選は渡島の4町と桧山の6町の計115議席に合わせて135人が立候補し、8町で選挙戦となった。

 各町の立候補者数は七飯23人(定数18人)、森18人(同16人)、木古内12人(同10人)、長万部15人(同10人)、上ノ国12人(同9人)、奥尻9人(同8人)、今金13人(同12人)、せたな13人(同12人)。

 今回から厚沢部で2、上ノ国で3の定数を削減している。

提供 - 函館新聞社

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