サポステ 弁天町のまちあるきマップ製作

update 2015/4/22 10:10


 北海道国際交流センターが運営する、はこだて若者サポートステーション(サポステ)はこのほど、弁天町のまちあるきマップを製作した。昨秋に同町内で行った就労のための集中プログラム「ハジメの半歩」に参加した若者が発案、地域の建造物や飲食店など魅力あるスポットを紹介している。

 同プログラムは、地域での仕事にやりがいを感じ、地域で暮らして働く意欲を高めることを目的とし、2014年9月に約1カ月間初開催。サポステの利用者4人が参加した。

 その中で同町の歴史などを学ぶプログラムも行われ、まち歩きの達人・田村昌弘さんの説明を聞きながら町内を散策。若者の往来が減少する地域の現状を知った。参加者から「自分たちにできることで、弁天町の魅力を多くの人に伝えたい」との声が上がり、今回の企画が持ち上がった。

 マップのタイトルは「まちあるき探検のワンダー弁天町」。制作したのは、同プログラムに参加した4人とサポステ職員の尾崎嘉洋さん。マップには「旧大黒湯」「太刀川家住宅店舗・洋館」といった趣深い建造物のほか、街歩きで見つけた面白スポット、同町内の食事場所などを細やかに記載している。

 プログラムやマップの制作に協力した同町会事務局の内田高雄さんは「これをきっかけに、地元の人との交流を増やして町を活気づけてほしい」と願いを込める。尾崎さんは「若者たちが自分たちの力でここまでやり遂げられてうれしい。マップを見て、弁天町について多くの人に興味を持ってもらいたい」と話した。

 A3判カラー四つ折りで裏表。公共施設などに置いてもらい、希望者に無料で配布する予定。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです