高田屋嘉兵衛に菜の花を 銅像前に苗100株植える

update 2015/4/5 10:21


 はこだて菜の花プロジェクトは4日、函館市宝来町の高田屋嘉兵衛像前で初めての試みとして、菜の花の苗を植えた。函館発展の礎を築いた豪商に思いをはせながら、子どもたちら約30人が作業に汗を流した。

 同プロジェクトは2003年に発足。毎年、市内中野町の函館酪農公社隣接地で菜の花を育て、採取した種でつくる菜種油の明かりをともす取り組みを続けている。

 高田屋嘉兵衛を主人公とした司馬遼太郎の歴史小説「菜の花の沖」にちなみ、銅像前への植栽を新たな事業とした。昨年秋に中野町で種をまいて育てた苗を100株用意し、近隣の学童クラブの児童らが銅像の回りに100株を植えた。

 菜の花は5月中旬ごろには黄色い花を咲かせ、6月上旬ごろまで楽しめる見通し。石塚大代表(48)は「函館を訪れる観光客や市民に地域の歴史と花に触れてもらいたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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