全日空、伊丹線を再開 利便性をアピール

update 2015/3/30 10:20


 全日空(ANA)は29日、函館−伊丹線の運航を1999年以来、16年ぶりに再開させた。関西国際空港から切り替えて1日1往復する。伊丹は大阪市内への移動などで利便性が高いことから、観光やビジネス利用客にアピールしていく。

 同空港への切り替えは、長距離便の発着規制が緩和され、発着枠を確保することができたため。2014、15年と2年連続で年末年始の増便分は伊丹に運航していたが、今後は通年での運航になる。

 機材は166人乗りのB737−800を使用。需要が増える4月24日からは1往復増やし、従来通り関空へ運航する。この日は函館空港午前11時半発の搭乗客に函館と大阪のお菓子をセットにした記念品をプレゼントし、函館支店の社員が笑顔で見送った。

 函館発の初便に乗り込んだ七飯町の40代の女性は「息子が大阪の大学に入学する準備のために向かう。伊丹だと移動が便利なので利用することが多くなりそう」と話していた。同社函館支店は「伊丹線は九州や四国への乗り継ぎに便利で、ビジネスにも使いやすいことをPRしていきたい」としている。

 同路線は日本航空も運航しており、利用客の争奪戦が加熱しそうだ。

提供 - 函館新聞社

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