厚沢部コロッケコン、長原さん2年連続最優秀

update 2015/3/16 10:29


 【厚沢部】厚沢部発祥のジャガイモ・メークインを使った「第2回コロッケコンテスト」の最終審査が15日、道の駅で行われ、地元の看板業長原雅子さん(48)の作品が最優秀賞に輝いた。長原さんは昨年に続く2連覇。濃厚なイモの味わいや“メークインのお花畑”に例えた野菜の彩りなどが評価された。今年も上位作品は、道の駅でのメニュー化が予定されている。

 町が100%出資する素敵な過疎づくり株式会社(社長・渋田正己町長)などでつくる実行委の主催。徳島県など全国各地の16人から19作品のレシピが寄せられ、書類により7点を厳選。審査通過者には実行委がメークインを送り、揚げる直前まで仕上げたものを冷凍便で送り返してもらい、最終審査会場で調理し試食した。

 京王プラザホテル名誉総料理長の丸山時能氏が審査員長を務め、応募者名をふせて見た目や味わい、工夫点などを審査した。

 長原さんの作品は、ニンジンやピーマン、玉ねぎなどシンプルな具材が特長。隠し味にからしとマヨネーズを使うなどし「大好きなジャガイモのおいしさを、いかに引き出せるかと考えた」と長原さん。学生時代に札幌のライブハウスで食べたポテトサラダに魅了され、以来「あのお店の味に近づこうといまでも研究中。昨年優勝したので今年は見送ってはとの家族の声もあったが、少しでも地元勢の応募があったほうが盛り上がると無欲で応募した」と目を細める。

 優秀賞は、黒豆やラム肉、マイタケとシメジなどをクリームシチュー風に仕立てた3作品(いずれも道外からの応募)が選ばれた。

 昨年のコンテスト上位作品は道の駅で商品化され、連休時には売り切れになるほど看板メニューに成長。高田一弥実行委員は「来年は北海道新幹線が開業する。その中で厚沢部の特長あるものとしてコロッケなどを生かして地域を盛り上げることができれば」としている。

提供 - 函館新聞社

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