さようなら「北斗星」、定期運転終了

update 2015/3/14 10:23


 鉄道旅行の象徴的な存在として親しまれている青い客車「ブルートレイン」最後の寝台特急「北斗星」が13日、定期運転の最終日となった。同日夜には函館駅で行う機関車の交換や出発する様子を見ようと、約100人の鉄道ファンらが訪れた。

 同列車は1988年、青函トンネルを通り上野−札幌間を結んだ。ホテル並みの個室寝台や、豪華な料理が味わえる食堂車などで人気を集めた。車体の老朽化や2016年3月の北海道新幹線開業に伴う試験走行の影響などで定期運転が廃止される。

 この日は定刻で函館駅に到着。乗客もホームに出て札幌からけん引してきたディーゼル機関車が外されるシーンを見守っていた。函館市本通の会社員、本木清明さん(44)は「旅行や出張で何度も乗った。あと数カ月で見られなくなるのは信じられない」と感慨深げに発車する列車を撮影していた。

 4月からは週約3往復の臨時列車となる。最終運転日は、上野発が8月21日、札幌発が同22日。

提供 - 函館新聞社

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