立野さんが最優秀賞 メークイン創作料理コンテスト

update 2015/3/13 10:19


 【厚沢部】厚沢部発祥で桧山南部特産のジャガイモ・メークインの創作料理コンテスト「HIYAMA P(ポテト)1 グランプリ」最終審査会が12日、町内であり、今金町の公務員立野正純(まさひろ)さん(35)の作品が最優秀賞に輝いた。ロシア料理のピロシキ風のメニューで「ダントツでうまい。イモの味もばっちり」と高く評価された。

 桧山南部近隣の関係機関でつくる実行委の主催で、昨年に続き2回目の開催。遠方は横浜市など全国の21人から計32作品が寄せられ、書類で10点を厳選。桧山南部食用馬鈴薯生産者組合の外崎明組合長(51)が審査委員長を務め、地域食としての特性や創作性、見た目、おいしさなどを審査項目に試食した。調理には厚沢部町食生活改善協議会が協力した。

 立野さんの作品は、電子レンジで加熱したメークインを裏ごしし、バターとハチミツ、牛乳などを加えたいもあん≠ナチーズをくるみ、食パンにはさんで150度の低温の油で揚げたもの。冷えてもサックリとした食感に「イモとチーズの風味がいい。片手で持って食べられるところもいい」と人気だった。

 このほか、北見市の男子児童(10)のイモグラタン風の焼きカレーと、函館市の女性(50)のイモを織り交ぜた白玉団子などのアイスデザートが上位に入った。

 外崎委員長(51)は「レベルの高い作品ばかりで、多くの応募に感謝したい。メークインのPR強化や給食など食育に生かすことができれば」と話していた。実行委は上位作品を道の駅や各種催事で並べたい考えで、企画を詰めるという。

提供 - 函館新聞社

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