函館市と市労連、「1職1級制」導入で合意

update 2015/3/10 10:13


 函館市が函館市役所職員組合連合会(市労連、長谷川義樹執行委員長)が昨年提案した新年度の人事・給与制度の見直しに関し、市労連は9日、協議を続けていた1職1級制の導入などで合意した。

 1職1級制は主任と主査で職責が異なる場合でも給与差がないケースを是正する内容。市は当初、現在の9段階を6段階に再編する案を示していたが、主任主事と主査(係長級)の間に「主任」を入れ、7段階とすることで一致したほか、技能労務職員に対する、一般職と別の給与表の作成も合意した。

 両者は今年2月には人事院勧告に準じた平均2%引き下げなどで合意していた。市総務部によると、新年度は2%引き下げと1職1級制などを合わせ、平均4・2%の引き下げとなる。

 長谷川委員長は「技能労務職でありながらも事務的な仕事をしている場合もある。一定期間の経過措置を設けることになるので、その間に新たな任用の在り方について、引き続き議論していく」と話している。

提供 - 函館新聞社

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