函館大型店も春節特需

update 2015/3/6 10:18


 中華圏の旧正月「春節」の休暇(2月18〜24日)で訪日旅行客が多数訪れたことを受け、函館市内の大型小売店も特需に沸いた。丸井今井函館店(本町32)や棒二森屋(若松町17)では免税品の売上高が前月比で倍増。他店も軒並み売り上げを伸ばしており、今後も増加が予想される外国人観光客の取り込みを狙って、各店では一層のサービス強化を図る考えだ。

 丸井今井函館店では、化粧品の売り上げが前月比で5倍と大幅な伸びを示した。同店は春節に合わせ、外国人客向けに土産品を特集したチラシを作成。雑貨やキッチン用品なども売れ行きが良かったという。

 棒二森屋は、南部鉄器などが好調。約1万円の鉄瓶や急須などを買い求める客が多かったという。また、外国人客に人気の雑貨店「無印良品」も堅調な売れ行きを示した。

 ダイエー湯川店(湯川3)では、ステンレス製の水筒が大人気で、春節期間だけで同商品のほぼ1カ月分の売り上げを記録した。担当者は「予想していた菓子より、目薬やサプリメントがよく売れた」と話し、今後の販売戦略を練り直す考えだ。

 2月から免税対応を開始したテーオーデパート(梁川町10)では、炊飯器や時計、財布などの需要があった。今後は従業員を対象に中国語講座を開き、受け入れ態勢を強化していくという。

 このほか、土産店「こぶしや函館店」(豊川町11)も前月比で1・2倍の売り上げを記録。中国や台湾のほか、韓国からの旅行客の姿も目立ったという。

提供 - 函館新聞社

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