江差から「福浦の歌舞伎」初出演 22日青森県佐井村で上演

update 2015/3/5 10:10


 【江差、青森】青森県無形民俗文化財の「福浦の歌舞伎」が22日、同県佐井村で行われる。北海道新幹線開業などを見据えて同村と交流を深める、江差町の郷土芸能関係者が初めてステージに立つ予定で、漁村歌舞伎に花を添える。4日には江差の商店街を「ちんどん屋」が練り歩き、開催告知と鑑賞ツアーなどをPRした。

 22日の上演に、江差町歴まち商店街協同組合と桧山振興局が協力。歌舞伎の衣装とメークを施した佐井村役場職員の須藤渓太さん(20)と、地域おこし協力隊の園山和徳さん(31)らが来町し、歴まち組合の有志らによるちんどん屋と通りを練り歩いた。

 姥神大神宮で上演の成功を祈願し、パン屋では差し入れのお礼にと歌舞伎の名場面を再現。役場庁舎にも出向き、歓迎を受けた。

 上演当日は、歌手の木村香澄さんが江差追分を、住民有志は江差餅つき囃子を披露する。

 佐井村役場産業建設課の宮川洋平主幹は「津軽海峡圏の盛り上げに向けて、江差などのみなさんと連携していきたい」と話していた。

 函館港発着の鑑賞ツアーは、1泊2日で大人2万5000円、小学生以下2万円。ツアー問い合わせは、トップツアー函館支店(TEL0138・27・0109)へ。

提供 - 函館新聞社

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