手話の喜怒哀楽語る…全日本ろうあ連盟・石野理事長講演
update 2015/3/2 10:13
3月3日の「耳の日」に合わせ、第12回手話フェスティバルが1日、函館市総合福祉センターで開かれた。全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長が「手話の喜怒哀楽〜過去・現在・未来」と題し、手話との出会いや国へ道路交通法改正を求めた請願運動などについて話した。
実行委(仲尾芳則委員長)主催。聴覚障がい者や手話に関わる人たちが集い、交流することなどを目的に毎年開いている。
石野理事長は、「3歳の時に耳が聞こえなくなり、ろう学校で手話を知った」と自身の生い立ちを振り返り、高校時代に大津市であった「近畿ろうあ青年大会」のデモ行進について紹介。「手話制度確立を」「(聴覚障害者に)運転免許を与えて」など訴える姿に衝撃を受けたという。
また、自ら手話サークルを立ちあげようとしたが、テキストも通訳者も指導者もなく、失敗の連続だったと振り返った このほか、手話コーラスやゲームなどのアトラクションも行われた。
提供 - 函館新聞社
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