シンガポールで友好深める、工藤市長ら

update 2015/2/28 10:15


 【シンガポール】シンガポールを訪れている函館市の公式訪問団は27日、現地で同国政府観光局(STB)幹部らと交流を深めた。工藤寿樹市長は同国の建国50周年を祝福するとともにさらなる友好を発展させることを約束し、「政府観光局との関係を一層強化したい」と述べた。

 公式訪問団は、同日朝に現地で合流した工藤市長、斉藤佐知子市議会副議長をはじめ、函館商工会議所の久保俊幸副会頭、函館国際観光コンベンション協会の渡邉兼一会長ら。かつて船着き場として利用された建物を利用したレストラン「クリフォード・ピア」で行われた昼食会にはSTB側からチュウ・チュンセン会長、ライオネル・ヨウ長官らが出席した。

 チュウ会長は「私たちが函館で受けたおもてなしをお返しできる機会ができてうれしい。函館との間には固い絆を築いてきた。この友情を継続していきたい」とあいさつ。工藤市長は「訪問するたびに発展していく街に感激している。今夜のチンゲイパレードでは世界各国のパフォーマンスを堪能したい」と述べ、渡邉会長の発声で乾杯した。

 昼食会後に訪れたシンガポール航空で、工藤市長は台湾や中国の航空会社は新千歳空港と函館を連動させた定期航路を開設していることや、タイ、マレーシアなどからのチャーター便が函館空港を利用していることなどを説明。「北海道では、札幌、函館間に人気が集中している。他国の航空会社の関心も高い」などと、チャーター便の運航検討を要請。マック・スゥイー・ワー上級副社長は「シンガポールでも北海道への関心は高まっている。傘下の航空会社とも情報を共有したい。市場の動向を見て、旅行業界とも協力しながら検討したい」と述べた。

提供 - 函館新聞社

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