ガゴメしゃぶしゃぶ 手土産やギフトに フードカン21日からテスト販売

update 2015/2/18 10:09


 道南産品のアンテナショップ「フードカンねばねば本舗」(函館市若松町19)は21日から、ガゴメコンブしゃぶしゃぶセットのテスト販売を始める。函館産のガゴメをしゃぶしゃぶ用に薄く削った高級品で、まろやかな味と職人技、こだわりのだしを楽しめる豪華な詰め合わせにした。同店は「函館からの手土産やギフトにしてもらいたい」としている。

 函館地域産業振興財団と北大大学院水産科学研究院、渡島総合振興局、北洋銀行函館中央支店で構成する産学官金連携組織「道南食と観光クラスター型6次産業化推進協議会」の事業。国土交通省の補助金を活用している。

 事業主体で同店を運営するノーステック(函館市昭和3)の橋本真一社長は「函館から土産を持参するときにぴったりの品物がないという声を聞いたことが考案のきっかけ。新しいガゴメコンブの食べ方を提案しようと企画した」と話す。

 商品は2人分。ガゴメの厚切り10cと、七飯町の王様シイタケの粉末や北斗市産の煮干し、函館産のマコンブなどをパックにしただし、マコンブのカット、ガゴメポン酢がセットになっている。

 豊川町の梶原昆布店(梶原健司社長)の職人が削ったガゴメは、絶妙の厚さが特徴。「薄すぎるとお湯に入れた時に形が崩れる。逆に厚いと口の中でねばりが強くなってしまう。厚さは試行錯誤を繰り返した」と橋本社長。ガゴメを食べた後に別の鍋料理をすることでさらにだしが効くという。今年のお歳暮商戦での本格販売を目指している。

 同協議会は本年度、函館のガゴメコンブをはじめとした海藻の活用法を探り、観光を含めた6次産業化に道筋をつけてきた。同財団の猪飼秀一専務は「新年度は、新幹線開業を控えて地域資源の活用に取り組む北斗市や七飯町、木古内町にも輪を広げ、応援していきたい」としている。

 セットは2人分。3000円。試験販売のため数量限定。問い合わせは同店(TEL0138・27・4777)へ。

提供 - 函館新聞社

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