春節商戦が本格化
update 2015/2/17 10:13
中華圏の旧正月「春節」の連休期間が18日から始まるのをにらみ、函館市内の大型小売店では外国人旅行客向けのサービスを強化している。菓子や化粧品など人気商品の売り場を目立たせたり、品数を増やしたりするなど工夫を施し、中国や台湾などから訪れる観光客の取り込みを狙う。
大手スーパーのダイエー(東京)は16日、免税対応の店舗を全国で7店から103店に拡大。函館市内、近郊では上磯店(北斗市七重浜)とグルメシティ万代店(函館市万代町1)が新たな対象となった。2010年から免税手続きを行っているダイエー湯川店(函館市湯川3)では、人気のステンレス製水筒や包丁などの品数を強化。需要が高い抹茶菓子は特設のコーナーを設置し、まとめ買いする外国人客への対応を図る。
丸井今井函館店(函館市本町32)は、「日本のおみやげ特集」と題したチラシを作成し、市内の宿泊施設に配置。伝統工芸品や菓子など約15点を写真と共に、英語や中国語で説明している。また、化粧品や食品などの売り場にはポップを取り付け、目を引くようにした。
棒二森屋(函館市若松町17)は、外国人客の売れ行きが良い化粧品や土産品のコーナーを充実させた。菓子の売り場では、抹茶風味のチョコレートなど人気商品を目立つように並べる予定だという。
テーオーデパート(函館市梁川町10)は、1日から免税対応を開始。化粧品や輸入ブランド品を扱う売り場が人気を集めており、今後は旅行者への告知方法などで工夫を図る。
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