五輪メダリストが水泳指導

update 2015/2/12 10:13


 ロンドン五輪(2012年)女子競泳銅メダリストの寺川綾さん(ミズノ)、加藤ゆかさん(板橋区役所)、上田春佳さん(キッコーマン)と、アテネ・北京五輪の2大会で銅メダル(200b背泳ぎ)を獲得した中村礼子さん(東京スイミングセンター)を講師に迎えた「スイムクリニックin函館2015」が11日、市民プールで開かれた。

 函館市文化・スポーツ振興財団の主催。この日は函館水泳協会が推薦した強化選手40人と、一般公募で選ばれた親子20組を対象にした2教室を実施。参加者はメダリスト流の水泳の楽しみ方や泳法別の練習法を学んだ。

 ロンドン五輪の3人は400bメドレーリレーで銅メダリストとなり、寺川さんは100b背泳ぎでも銅メダルを獲得。来函は昨年2月の同イベント以来。一方の中村さんはアテネ(2004年)、北京(08年)両五輪の200b背泳ぎで銅メダルを手にした。

 午前は初開催の親子20組を対象とした水泳教室に臨み、寺川さんは「水に慣れて親子仲良く水泳を楽しめるように頑張ろう」、中村さんも「初めてのイベントを楽しみたい」とあいさつした。その後、上田さんが自由形(クロール)、寺川さんと中村さんが背泳ぎ、加藤さんがバタフライの模範泳法を披露。ストロークの長さやキックの強さなど、各選手のフォームの特徴が紹介され、全身を大きく使ったメダリストならではのダイナミックな泳ぎに参加者らは圧倒されていた。終盤には水中玉入れなどのゲームなどでも盛り上がった。

 午後からの競技者向けの教室には40人が参加。4泳法すべてのレクチャーがあり、専門ではないもののこの日のために練習を重ねてきたという上田さんが平泳ぎの見本を示すと、大きな拍手が上がっていた。

 2教室の終了後にはチャリティーサイン会も行われ、訪れた人たちは一流選手との交流に胸を躍らせていた。親子教室に参加した岡島瑚友妃さん(北美原小2年)は「得意なバタフライも良かったけどクロールの練習も楽しかった。もっと水泳を続けたくなった」と笑顔だった。

提供 - 函館新聞社

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