氷のレンガ次々 大沼で切り出し作業始まる
update 2015/1/29 10:16
【七飯】2月7、8両日に開催する「第49回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)で使用する湖水氷の切り出し作業が28日、大沼国定公園の東大島付近で始まった。今冬は気温が高く推移していたが、氷は例年並みの透明度で、この日の厚さは28a。作業は月末まで続き、ジャンボ滑り台などに使用する2500枚を切り出す。
作業は実行委スタッフ約30人が行った。氷上には、そりのブレードで60a四方の碁盤の目となるように溝が付けられ、電動のこぎりで切り出した。1枚の重さは約100`で、専用の氷ばさみで引き上げ、重機で会場内に運搬した。
氷は主に長さ25b、高さ5bのジャンボ滑り台に敷き詰められ、氷像にも使用。このほか、七飯町あかまつ公園で15日に開かれる「ななえチビッコ雪まつり」で作られる滑り台にも使われる。
祭典の川村吉弘運営委員長は「氷の出来は良く、これから寒くなると氷が厚くなり作業は大変になるが、イベントで楽しんでもらえるように準備したい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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