公立高出願状況 上磯1.6倍、七飯1.5倍

update 2015/1/28 10:13


 道教委は27日、2015年度の公立高校の出願状況を発表した。道南の全日制普通科の倍率は上磯が最も高い1・6倍で、次いで七飯1・5倍、函館中部、函館西が1・4倍。全日制職業科は、函館工業・環境土木と大野農業・食品科学が1・7倍と高倍率だった。一方、全日制普通科は11校中5校、全日制職業・総合科では8学科が定員割れ。桧山管内(全日制のみ)も全4校で定員割れとなった。

 募集定員に対する出願者数は、渡島管内の全日制で2360人に対して2712人となり、平均倍率は1・1倍(前年度比0・1ポイント減)。桧山管内では320人に対し256人が出願した。渡島管内の定時制は、募集200人に対して37人だった。

 道南の全日制普通科で最も高い1・6倍(前年度比0・5ポイント増)だった上磯の牧野敏教頭は、出願者に私立高校へ流れる生徒が含まれるとしながら「昨年度から学校通信を地域にも配布しており、キャリア教育などに力を入れていることが地域の中学校に伝わったのでは」と分析した。

 出願変更は28日から2月3日午後4時まで。推薦、連携型入試は2月12日、一般入試の学力検査は3月4日に行われる。合格発表は3月17日。

提供 - 函館新聞社

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