市スポーツ大賞に3個人1団体
update 2015/1/27 10:15
函館市教委は26日、スポーツの普及や選手の競技力向上に尽力した功労者や、全国大会などで好成績を収めた個人・団体を表彰する本年度の「函館市スポーツ賞」の受賞者を発表した。功労者部門は函館地区空手道連盟最高顧問の築井邦也さん(77)。成績部門で水泳の上田有梨那さん(函館工業高2年)、陸上の菅井慧君(函館五稜中2年)、クロスカントリーリレーの道南JSCが選ばれた。贈呈式は2月12日午後3時半から、函館国際ホテルで行われる。
功労者部門に選ばれた築井さんは、1972年に函館地区空手道連盟の常任理事に就任し、2006年から14年まで同連盟会長を務めた。選手、指導員の養成や強化、空手道の普及を目的に国際交流活動を積極的に取り組んだ点が評価された。同部門の団体表彰は該当なしだった。
成績部門は全国大会で3位以上の成績を残した個人・団体に贈られる。上田さんは昨年8月に香川県で開かれた第49回全国高等専門学校体育大会で、女子50bバタフライで優勝を飾った。菅井君は昨年10、11月に神奈川県で行われた第45回ジュニアオリンピック陸上競技大会で、B男子走り幅跳び3位入賞を果たした。
団体の道南JSCは、昨年12月大阪府で開催された第17回全国小学生クロスカントリーリレー研修大会で、準優勝の好成績を残した。メンバーは佐々木奈菜さん(久根別6年)、佐々木冴佳さん(北星同)、吉田満梨菜さん(知内同)、村本友花さん(中島5年)、堀野愛斗君(駒場6年)、平沼連君(福島同)、桝田樹君(北美原同)、小田瞬純君(深堀同)。
同スポーツ賞は1993年に創設され、昨年度までの受賞者数は功労者部門で42個人、17団体。成績部門が64個人、28団体。多年にわたり優秀な成績を残した人に贈る特別表彰は4個人。本年度は、市スポーツ振興審議会(近藤健会長)が昨年12月に審議し、決定した。
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