冬の味覚 ゴッコずらり
update 2015/1/23 10:12
道南の厳冬期に欠かせない魚として市民に親しまれている「ゴッコ(ホテイウオ)」が、函館市内の鮮魚店やスーパーの店頭に並んでいる。値ごろ感が出ており、ゴッコ汁用などに買い求める人が多い。
はこだて自由市場(新川町1)の照井鮮魚店(照井孝二店主)では、昨年末から扱い、現在は雌1匹1000〜1400円、雄同500〜600円で販売。年明けから量が少なく高値で推移していたが、ここにきてまとまった水揚げがあり、買いやすい価格になった。照井店主(64)は「2月いっぱいまでが旬。雌は卵と一緒にゴッコ汁やゴッコ鍋に使い、雄は生干しにして塩焼きやフライ、天ぷら、バター焼きにするとおいしい」と薦める。同店では注文があれば、下ごしらえも行う。
主な漁場は函館市戸井、恵山沖で、刺し網漁が行われている。ぷるんとした食感と濃厚なうま味から、冬の味覚として人気がある。
提供 - 函館新聞社
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