江差追分会函館声徳会支部 会報が通算100号
update 2015/1/23 10:11
江差追分会函館声徳会支部(内村徳蔵支部長、会員35人)が発行する会報「民謡ふれあいだより」が1986年の創刊から通算100号となった。福祉施設への慰問公演などを中心に会の活動を紹介、半年に1回のペースで発行し、国内外の仲間らに配布している。内村さん(66)と妻の悦子さん(66)は「これからも仲間の活動を伝えていきたい」と話している。
同会は75年に発足した同好会を母体とし、今年が40周年の節目。江差追分の伝承と研さんを重ねる中で、会報を創刊した86年から始めた慰問公演は通算355回を数える。
会報はA3判4nで1月と7月の年2回、計200部を作成。国内外の追分会支部や民謡の団体などに配布するほか、市中央図書館、江別市の道立図書館にも送っている。題字は悦子さんが毎回手書きでしたため、構成を担当する内村さんは「活動内容が重複しないように考えながら編集していくのは大変。妻と相談しながら決めている」と話す。
思い出の出来事として、創刊号に掲載した青函連絡船の存続活動への参加を挙げる。86年8月に市が主催し、東京まで回航した「十和田丸」船内での民謡公演で、「船の揺れがひどい中で歌うのは大変だった」と笑う。
5日に発行した記念の100号には、江差追分会会長の照井誉之介江差町長がメッセージを寄せた。昨年の大会結果や「秋季善行表彰」(日本善行会主催)の受賞報告、恒例の「投げ銭コンサート」では、孫の月菜ちゃん(3)が江差追分デビュー≠飾った様子も掲載。節目の会報ということもあり、反響が多く寄せられたという。
年内には積み重ねた会報を参考にしながら40周年記念誌をまとめる。内村さん夫妻は「江差追分の勉強をさせてもらいながら活動を続けてこられたのもみんなの力があってこそ。これからも財産として残していきたい」と話している。
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