西部地区の魅力向上提案…未来大生が課題作品発表会
update 2015/1/18 10:27
公立はこだて未来大情報デザインコース2年生の課題作品発表会「はこだて未来展2015」が17日、函館市船見町25の喫茶店「ティーショップ夕日」で始まった。同店を学生が利用する初の試みで、2つの授業の成果物16点を展示している。18日まで。
展示会は今回で5回目。「情報表現基礎3」と「情報デザイン2」という授業で、前者は未来大生が西部地区に行きたくなる移動の仕組みや活動の提案「函館モビリティ」、後者は目に見えない情報に直接触れられる道具や仕組みの提案「タンジブルな○○」がテーマ。学生40人が5人ずつ8グループに分かれ、課題に取り組んだ。
初日は公開プレゼンテーションがあり、西部地区での遊びを探す携帯アプリを提案した高橋竜次さん(20)は「西部地区での誰かの発見に気付き、実際に何があるのか確かめに行き、新しい発見を誰かと共有することで、西部地区を未来大生の遊びの場としたい」と強調した。
同店は1885(明治18)年に建設された旧函館検疫所を活用。原田泰教授(情報デザイン)は「これまでは青年センターで開催していたが、市とも相談してこの場所を選んだ。学生が西部地区を理解するという点で大きな意義を持つ」と話した。18日は午前10時〜午後5時。入場無料。
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