情報共有体制へ 新幹線連絡会議が発足

update 2015/1/16 10:07


 2016年3月の北海道新幹線開業を見据え、各地域の情報共有体制を構築する「北海道新幹線開業 青函圏・みなみ北海道連絡会議」が15日、発足した。道南をはじめ、青森県や胆振管内などから担当者が集まった。3月をめどに各地域のイベント情報を集約し、ホームページ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を活用して情報発信を進める方針で、広域での地域間連携強化を確認した。

 絡会議は各地域間の情報共有、観光事業者や旅行客に向けた情報発信を強化。新幹線開業に向けて取り組む各地域間でイベントの内容調整、連携を図ることで、広域的な周遊を促進することが期待される。3月にもホームページを立ち上げる。

 初会合には函館市と青函圏観光都市会議を構成する青森、弘前、八戸3市の担当者、道南の3つの新幹線開業関連の協議会担当者、胆振・日高地域戦略会議事務局を担う室蘭市など4市、函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会関係者が出席。青森県むつ市の担当者も同席した。事務局は函館市に置き、片岡格副市長を座長とした。

 片岡副市長は「地域間の連携をさらに深め、事業の調整や充実を図り、多くの方々に我々の取り組みを総括的に紹介していきたい」とあいさつ。各参加者から2015年度に予定される取り組みやイベント内容が報告された。函館市は6月以降に開催する開業前イベントや、グルメサーカスといった既存の集客イベントを紹介し、新年度に予定するプロモーション活動への相互参加を呼び掛けた。

 出席した登別市の担当者は「広域の連携で周遊ルートの構築も他地域と協力して進めたい。情報発信もより強力にできるようになる。新幹線開業で函館から観光客を呼び込みたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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