極寒の水ごり 心身清める…「寒中みそぎ祭り」開幕

update 2015/1/14 10:23


 【木古内】1831(天保2)年から続く町の伝統行事「寒中みそぎ祭り」が13日夜、佐女川神社(野村広章宮司)で始まり、行修者の4人が極寒の境内で水ごりを行った。4人は最終日の15日まで水ごりを繰り返して心身を清め、寒中みそぎに臨む。

 今年の行修者は宮下知哉さん(23)、高橋駿さん(23)、目時基史さん(23)、新井田真一さん(16)。午後6時から社殿で行われた参籠(さんろう)報告祭では野村宮司が祝詞を奏上後、関係者が玉串を捧げ、祭りの成功を祈願した。

 同7時、下帯姿の行修者が氷点下3度の境内で水ごりを開始。寒空の下で歯を食いしばりながら冷水を浴びる若者の姿に、集まった人たちから大きな拍手が送られた。

 14日は午後5時45分から「みそぎ行列」。15日は午前11時50分から町の豊漁豊作を願い、ご神体の木像とともに海に飛び込む「寒中みそぎ」を行う。

提供 - 函館新聞社

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