映画「そこのみにて光輝く」 キネマ旬報 「1位」に

update 2015/1/9 10:12


 映画「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)が8日、映画雑誌「キネマ旬報」による第88回キネマ旬報ベスト・テン日本映画で1位に選ばれた。また、呉監督が日本映画監督賞を受賞し、女性の監督が同賞を取るのは史上初の快挙という。脚本賞(高田亮さん)と主演男優賞(綾野剛さん)も獲得し、4冠に輝いた。

 同社のベスト・テンは大正時代から続く国内では最も歴史のある映画賞。映画評論家や日本映画記者クラブ会員らの投票で決定する。

 企画・製作を手掛けたシネマアイリスの菅原和博代表は「中学時代から雑誌を購読しており、私にとっては映画の教科書のようなもの。伝統と歴史ある賞で1位を取れ、とてもうれしい」と話す。呉監督も「とても光栄に思う」と喜んでいるという。

 同作は函館出身の作家、佐藤泰志(1949〜90年)の小説が原作。夏の函館を舞台に、悲しみを背負った男と愛を諦めた女との姿を描き、綾野さんと池脇千鶴さんが主演。これまでにモントリオール世界映画祭最優秀監督賞など、数々の賞を受賞している。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです