函館新幹線総合車両所、札幌延伸に備え「着発収容庫」増設
update 2025/10/24 07:32
【七飯】北海道新幹線の整備主体の鉄道建設・運輸設備支援機構(鉄道・運輸機構)は、函館新幹線総合車両所(七飯町飯田町)に新幹線車両を収容する「着発収容庫」の増設と、新幹線の電気設備や信号、線路を点検する専用車両を収容する「総合試験車庫」を建設する計画を明らかにした。
車両所は、2016年の道新幹線の新青森―新函館北斗間の開業に合わせ整備。出発前の始業検査や、到着時の車内清掃などの作業に加え、法定の定期検査や修繕作業なども行う道内唯一の新幹線用の車両基地で、現在はJR北海道所属の「H5系」(10両編成)3編成が所属している。
新たな収容庫は、開業時に整備した4編成分の収容庫の隣接地に準備済みの用地へ整備し、札幌延伸に伴って増備する車両の留置で使用する。当初の設計段階から収容庫を最大12編成分まで増設可能な構造としているため、新たな用地買収は発生しない。
鉄道・運輸機構道新幹線建設局によると、増設工事に伴う入札は来年1月から3月にかけて実施し、工事は入札完了後、準備が整い次第工事に着手し、工事完了まで4年を要する見通しという。同局の担当者は「札幌延伸の開業時期がどうなるかにかかわらず収容庫の造設工事を進めるが、増設の規模や着工時期は現在のところ調整中」と話している。
同車両所が所在する七飯町の杉原太町長は「札幌延伸が8年遅れたことで一時は心配したが、収容庫の増設工事が予定通り着手されると聞き、ほっとしている。今後のまちづくりや雇用拡大にも貢献する」と話し、札幌延伸に伴う車両所の機能強化に向けた工事の進展に大きな期待を寄せている。
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