車窓の街並みツマミに「乾杯」 市電貸し切り、地酒「五稜」楽しむ
update 2025/8/31 07:47
貸し切りの函館市電「501号」で函館の地酒「五稜」を楽しむイベントが29日夜、開かれた。28人が参加。駒場車庫から谷地頭までを約2時間で往復。五稜郭や大門、西部地区のネオン、ライトアップされた建物を見ながら地域の風土を感じる酒を味わった。
人と環境に優しい路面電車をさまざまな形で利用してもらおうと、函館チンチン電車を走らせよう会(高田京子会長)、函館市電カレンダー制作委(京極寛会長)、NPO法人函館市電の熟練工の技を伝える会(村上英彦理事長)の3団体が協賛して開催。これまで奥尻ワインなどをたしなむ企画はあったが、日本酒では初めて。高田会長は「五稜乃蔵さんには大変お世話になり、参加者が感謝している」と話す。
午後6時ごろ、テーブルに3種類の五稜や弁当が置かれ、高田会長が「市電の応援団として活動している。楽しく飲んで食べて函館市電の夢などを語ってほしい」とあいさつ。全員で乾杯し、車両が動き出した。
参加者は五稜の飲み比べべをしながら「函館の味を横並びに座って堪能できるのは面白く貴重な経験」、「クルーズ船などインバウンド(訪日客)に楽しんでもらえる企画もあればいいのでは」などと、市電利用について話していた。
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