五稜郭の手回しオルガン、OMO5函館で復活 13日から宿泊者に音色公開

update 2025/8/5 07:18


 函館市若松町24のホテル「OMO5函館by星野リゾート」(中村光一朗総支配人)は7月、五稜郭タワーにあった手回しオルガンを同ホテルに移設した。13日から始まるイベント「夜の輝き ハコダテアワー」で、長く眠りについていたその音色を宿泊者に公開する。

 同ホテルは昨年7月6日に開業、1周年を迎えており、8月13日が「函館夜景の日」であることから、同ホテル2階のパブリックスペース「OMOベース」で同日から通年で同イベントを開催。函館の街の色を表現したステンドグラスが輝く空間で、手回しオルガンの音色を楽しむことができるようにした。

 手回しオルガンは函館市出身のオルガン職人が製作。新タワー開業後、五稜郭タワーの1階アトリウムに置かれていたが、長く使用されずに眠りについていた。同ホテルに貸し出されることになり、7月24日に五稜郭タワーから同ホテルに移設した。

 中村総支配人(40)は「長崎県からオルガン職人に来てもらい、メンテナンスした。ホテルは地域の魅力を再発見して、お客さまに体験していただくことを重視しており、長年眠っていた地域の宝を楽しんでほしい」と話す。

 「夜の輝き ハコダテアワー」は13日から宿泊者対象に通年で無料開催。手回しオルガンの演奏は午後7時半からと同9時半からの2回で、約10分間、ポップスや童謡などの優しい音色が響く。

 隣接する「OMOカフェ&バル」では、2種のきらきらメロンソーダ各1000円(税込み)や北海道セレクトソフトクリーム600円(同)を購入できる。時間は午後7時から午後11時ラストオーダー。イベントは午前0時まで。

提供 - 函館新聞社

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