ＴＥＲＵさん登場、熱気最高潮　函館港まつり

update 2025/8/3 07:41

　函館出身の人気ロックバンド「ＧＬＡＹ」のボーカルＴＥＲＵさんが２日、函館港まつりの「ワッショイはこだて」パレードに登場した。今年は新作の曲も披露し、大きな拍手とともに会場を盛り上げていた。

　新曲は、夜景や活イカ、五稜郭などの函館名物などを歌詞に交え「函館　いいっしょ」「自慢のふるさと　いいしょ」などと地元愛たっぷりな歌詞が並ぶ。さらに、軽快なメロディーに踊りやすい振り付けで誰もが楽しめる曲となっている。

　函館新聞の取材にＴＥＲＵさんは「いか踊り以降４０年ほど新しい曲がなかったと聞きました。今時の時代で若い人たちが楽しめるような曲を作ろうと思っていました」と動機を語った。願いとしては「（新曲が）一緒に歌える函館の歌というものになってほしい」と期待した。その上で曲が身近なものになるようにと「１０年間はお祭りに通い続けます」と宣言した。

　ＴＥＲＵさんが参加した団体「太陽の子供たち　Ｃｈｉｌｄｒｅｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｓｕｎ」には、これまでにはない約１５００人が参加。ＴＥＲＵさん、そして新曲とともに祭りを大いに盛り上げた。また、アイドルグループ元ＴＯＫＩＯの松岡昌宏さんも山車に乗り、観客を喜ばせた。

　子どもや親せきなど５人で参加した七飯町の主婦、安藤美由樹さん（３５）は「昨年も参加したが、ＴＥＲＵさんがいたことは知らなかった。今年は一緒に踊れ一体感を感じる。祭りも好きで、一生の思い出になる」と喜んでいた。

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