Jリーグクラブ関係者が合宿地候補として2市1町視察
update 2025/7/30 07:35
Jリーグの秋春制移行に伴い、合宿地の誘致活動が全国で盛んになっている中、J2徳島ヴォルティスの関係者が29日、函館フットボールパーク(日吉町4)を視察した。近隣の北斗市や七飯町も視察しており、「(合宿地の候補として)地域の利便性や施設の状況、気候などいいと思います」と評価し、8、9月中にも答えを出すという。渡島総合振興局の担当者によると、計7チームが視察に来ているという。
今回、道南地区を訪れたのは、徳島ヴォルティスの真崎惣介強化部強化担当。北斗市、七飯町のサッカー場を見学し、午後から函館フットボールパークに出向いた。振興局や市の担当者らの説明を受けながらフィールドを歩いた。
真崎氏は「今日は芝の状態を確認した。いつも使っているのとは違う種類なので管理側と話し合いをしたい。気候的には湿度も低く動きやすい」と説明した。
他の地域と違う函館の優位性としては「厳しいトレーニングが増えるので、海鮮の食事、温泉など選手たちがリラックスできる点ではないか」と話し、重点ポイントとしては他のチームなどとトレーニングマッチができるかどうかを挙げた。
Jリーグが秋春制に移行し、全国各地域で誘致活動が熱を帯びている。渡島地域でも、同振興局が音頭をとり「おしまJリーグ合宿誘致連絡会議」を立ち上げ、情報交換や誘致活動を行っている。
同会議によると、これまで19チームの合宿を受け入れている沖縄県では、経済波及効果は約21億円にもなるという。担当する同振興局地域政策課新幹線推進室の津田陽一室長は「道南は新幹線でアクセスできる。函館、北斗、七飯といずれも30分ほどで移動でき、宿泊施設もある」と利便性などを強調し、今後も誘致活動を推進していく方針だ。
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