北斗伝統の「ホッキ突き」 漁解禁280キロ水揚げ
update 2025/6/17 20:10
【北斗】北斗市沿岸で16日、市前浜の風物詩、ホッキガイの漁が解禁となり、初操業が行われた。「ホッキ突き」と呼ばれる北斗市だけで行われている伝統漁法で午前8時から操業が行われ、この日は11隻で約280キロを水揚げした。漁期は来年3月末まで。
「ホッキ突き」は、先端に4本の鉄製の爪が付いた長さ約5メートルの棒を使用し、船上の漁師が海底を突いて、コツコツとした手に伝わる反応と音を頼りに貝を爪に挟み込んで漁獲する。
ホッキは産卵貝の資源保護のため、毎年4月から6月ごろまで禁漁となっており、この日が初操業。午前11時に漁を終えた舟が、上磯郡漁業協同組合上磯支所の荷さばき所前に次々と接岸し、ホッキを陸に揚げると、同支所の職員がすぐさま重さを量っていた。
漁師の滝本正幸さん(74)は「昨年よりいい感じだ。身も入っていて、夏に向けてどんどん甘くなる。刺し身やホッキの炊き込みご飯で食べるのがお薦め」と話していた。収穫されたホッキは近郊のスーパーなどの店頭に並ぶ。
提供 - 函館新聞社
その他の新着ニュース
- 聖なる夜に笑顔広がる クリスマスファンタジー閉幕...2025/12/26
- 1位は「新幹線E2系陸揚げ」 函新デジタル2025年のアクセストップ10...2025/12/26
- 新しい年へはらい清める 函館八幡宮で「大すす払い」...2025/12/26
- 歌と祈り 聖堂荘厳に ハリストス正教会で「市民クリスマス」...2025/12/25
- 森町 新種のサクラ、命名権1億円 ふるさと納税返礼品に...2025/12/25
- 障害者が冬道の安全支える 「滑り止め」砂の袋詰め作業ピーク...2025/12/24
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。


