高龍寺僧侶の守永さん、「CP+」猫写真展に出展

update 2025/2/23 07:48


 函館市船見町の高龍寺(永井正人住職)の僧侶、守永辰良(しんりょう)さん(49)が撮影した猫の写真が、27日〜3月2日にパシフィコ横浜(横浜市)で開かれる「ねこ写真展@CP+(プラス)2025〜愛しき猫たちのキロク・キオク〜」に出展される。昨年10月に寺院で開かれた猫写真展の作品が好評で参加が決まった。

 境内や周辺では猫の姿が見られ、寺院が20年から始めた](旧ツイッター)は猫の様子のみを紹介。守永さんは21年から担当し、数千枚を撮影した中から選んだ70枚を昨年「金毘羅尊天例大祭」に合わせて「四季点『猫』写真展」を開き、檀家や市民から人気を博した。

 写真展には]のフォロワーで札幌在住の写真家サトウミキさんがゲスト参加。昨年からCP+で猫写真展をプロデュースする写真家星野俊光さんとサトウさんに縁があり、両者の薦めで守永さんが出展することになった。

 お勤めや寺院の広報としても忙しい中、独学で撮影技術を高めてきた守永さんは「猫の撮影は背景が分からないようにし、こっちを向かせてアップで撮るのが大変」とし、「自然な瞬間を撮ると表情豊かになり、一瞬一瞬の尊さを感じる。猫と距離感を持ち、かわいさよりリアルさを追求している」と話す。

 CP+は国内最大のカメラと写真映像の展示会で、猫写真展は目玉イベントの一つ。全国の猫写真家45人が計103点を発表。函館からは守永さんのみで、サトウさんらが選んだ雪景色の中での様子が2枚並ぶ。守永さんは1、2日に法衣姿で在廊する。「猫の撮影を頑張り続け、注目の写真展に参加でき光栄。約5万人の来場者が見込まれ、僧侶が撮影した写真を気に入ってもらい、良い縁ができれば」と期待し、「有名な写真家の作品を見るのも楽しみ。函館からは私一人なので、知名度が上がり函館の励みにもなってくれれば」と話している。

 開館時間は午前10時〜午後6時(初日の一般公開は正午から、最終日は午後5時まで)。入場無料だが、インターネットで来場登録し、入場証を印刷して持参する。

提供 - 函館新聞社


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