映画「おいしい給食」函館舞台に5月24日公開 市原さんら表敬訪問
update 2024/3/19 20:56
俳優の市原隼人さんが主演を務める映画「おいしい給食 Road to イカメシ」が5月24日、全国で公開される。函館市内で撮影し、市民もエキストラ参加した道南の郷土料理が登場する作品で、市民も注目する映画になりそうだ。公開を控え、市原さんらが19日、市役所に大泉潤函館市長を表敬訪問した。
映画は、市原さんが演じる給食を愛する中学校教員甘利田幸男が、生徒と触れ合いながら給食をおいしく食べ魅力を伝える内容。これまでテレビドラマでシーズン3まで放送しており、人気を集めている。映画化は2022年5月に続き3作目。映画の作中で甘利田が函館転勤になり、昨年3月に閉校した旧臼尻中学校や臼尻漁港、湯川漁港などがロケ地になった。昨年4月12〜16日に撮影。旧臼尻中の在校生や卒業生38人、はこだてフィルムコミッションに登録する大人56人が作品の一部に参加した。
表敬訪問は、市原さんと映画監督の綾部真弥さん、映画プロデューサーの岩淵規さんが来庁。映画完成と公開決定を大泉市長に伝えた市原さんは「1980年代の人間くさい古き良き日本のノスタルジーがあり、大人から子どもまで楽しんでもらえる作品」と力を込め、綾部さんは「イカメシは給食に出ることが面白いと感じ、函館を題材にしたいと考えた。インパクトが強く実際に食べて本当においしかった」と話した。
大泉市長は「函館を舞台に選び制作してもらい、大変ありがたい。地域の良さを詰め込んだ作品をぜひ観客として映画館に足を運びたい」と話した。
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