開業年 大役任せて ミスはこだてに稲村、土井さん

update 2016/2/16 10:28


 2016年度の函館の親善大使を決める「第37回ミスはこだてコンテスト」(函館国際観光コンベンション協会主催)が14日、ホテル函館ロイヤルで開かれた。応募者8人の中から大学3年生(学校名は非公表)の稲村舞さん(21)と会社員の土井みずきさん(23)が栄冠に輝き、2人は北海道新幹線開業の顔≠ニしての活躍を誓った。

 ミスはこだては4月から1年間、函館をPRするために全国のイベントや物産展などで活動する。この日は同協会の渡邉兼一会長ら10人の審査員による1次審査で4人に候補を絞り、続く2次審査では参加者の自己PRなどが行われた。

 ステージ上に4人が並んだ最終発表では家族や友人らが見守る中、稲村さんと土井さんの名前が読み上げられ、2人は満面の笑顔で祝福の拍手に応えていた。表彰式では現ミスの山原有未さん(27)と岩舘りなさん(22)が登場し、2人にたすきとティアラが引き継がれた。

 新ミスはともに函館出身。稲村さんは「幼い頃に函館港まつりのパレードに参加するミスはこだてを見て『いつか自分もなりたい』と思っていたので夢のよう。函館の良さを全国に伝えたい」と話した。土井さんは「旅行が趣味なので全国各地を訪れるのが楽しみ。地元の人たちも知らないような、新たな函館の魅力を掘り起こしたい」と意欲を見せていた。

提供 - 函館新聞社

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