函商高3年、情報処理試験で好成績

update 2016/2/1 10:19


 函館商業高校(川眞田政夫校長)の3年生14人が、情報処理推進機構が主催する試験で好結果を残した。「応用情報技術者試験」で同校から4年ぶり3人目の合格者が出たほか、「基本情報技術者試験」と「ITパスポート試験」でも努力を実らせた。高校3年間の学びを胸に、春からは一層の飛躍を目指し、それぞれの道に進む。

 情報系大学卒業程度の知識が求められ、高校生には難関とされる「応用―」に合格したのは、情報処理科の伊藤晋之介君。昨年春に「基本―」に合格した後、教材のDVDを自宅で視聴して学び、分からない箇所は教員に指導を受けた。今回の高校生合格者は道内で4人、全国でも44人。自信を付け、公立はこだて未来大に進学する。「実践的な情報技術を究め、将来的にはシステム開発に携わりたい」と目を輝かせる。

 高校生の合格率が17・1%だった「基本―」には3人が合格。昨年4月の試験で涙をのんでいた野田愛莉さんは「悔しさの分、講習や自宅学習で懸命に勉強した」と振り返り、「事務職に就くので、知識を生かせれば」と意気込む。

 「ITパスポート試験」では、国際経済科1人、流通ビジネス科9人が合格。同科では本年度初めて「課題研究」の授業で試験対策に取り組んだ。道教育大函館校に進む遠藤美紗さんは「うれしい。函館商業で学んだことを糧に、函館の地域おこしに貢献したい」と笑顔を見せる。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです